取締役会評価

当社では、全取締役・監査役が取締役会の実効性の分析・評価を行い、取締役会において評価結果を決議しました。2021年1月から12月までの1年間における取締役会における評価結果は、以下のとおりです。

分析・評価の実施方法

手法 自己評価。記名式アンケートを実施し、集計結果に関する取締役会の議論を経て実効性を評価。問題点の抽出および今後の課題・施策を設定。
評価項目
  1. 取締役会の役割・責務
  2. 社外取締役の機能発揮
  3. 取締役会の構成
  4. 取締役会の運営
  5. 個々の取締役・監査役の貢献
  6. 株主との対話
評価期間 2021年1月~12月までの1年間

評価結果

全取締役・監査役における自己評価の平均が6分野とも概ね良好な結果であり、取締役会の実効性は確保されているというものでした。分野別では、前年と同様、「取締役会の運営」が最も高評価であり、次に「個々の取締役・監査役の貢献」が続く結果となりました。一方、「取締役会の役割・責務」のうち、DX推進体制の構築および監督に関する項目および「株主との対話」については相対的に評価が低いものとなりました。

課題

当社グループの企業価値向上に向け、株主 ・投資家との対話の質の向上を図るため、取締役会の構成員各人が一層社外の視点を意識して職務の執行にあたる必要があります。

施策

以下の施策を通じ、株主・投資家との建設的な対話の在り方や対話の質の向上に繋げます。

  1. ① 株主・投資家との対話の対応者は、専門領域や管掌事業等を踏まえ、幅広く適任者を選定します。対話の結果を取締役会の構成員全員が共有化する仕組みとして拡充し、 IR・SR活動に対する取締役会の関与を強化します。
  2. ② 取締役会の構成員各人が自らの専門性や知識・経験、バックグラウンド等に基づいて、 当社グループに対する株主・投資家からの要請や期待と当社グループの現状を的確に把握した上で課題を捉え、独自の提言を行い、取締役会で議論を深めます。
  3. ③ 取締役会は特定の委員会に対し、取締役会で検討すべき重要なテーマに関する報告を求め、当社グループに対する株主・投資家からの期待を踏まえ議論し、方向付けを行います。

なお、DX推進体制の構築および監督に関する項目の評価は、前回結果でも相対的に評価が低く、グループ全体のDX推進を統括するDX委員会にて取り組みの進捗や成果を適時に確認する体制の構築や、社外取締役のDX委員会へのオブザーブ参加による活動実態の把握、取締役会構成員全員を対象とする勉強会の定期開催などを行ってきました。DX推進体制の構築は、今後の当社グループの発展の基盤として不可欠な要素であることから、継続的な課題と捉え、取締役会として監督をより一層強化していきます。